International Family Equality Dayのレポートがアップされました!


毎年5月の第一日曜日に、世界各国のLGBTファミリーたちが集まって、それぞれの国でイベントを行う日のことを「International Family Equality Day」といいます。

昨年3回目のInternational Family Equality Day(IFED)の日は、ちょうど東京でも東京レインボーウィークの真っ最中!ということもあり、私たちも日本としてイベントをやろうと、GWの東京で「にじいろかぞくピクニック」を開催しました。

 

そのIFED、各国のレポートが上がっていますのでお知らせします!

こんなに世界中にはにじいろなかぞくたちがいるんだ!!と胸が熱くなること間違いなし!

スタッフくみちゃんとあずきちゃんの活躍で出来上がったレポート、日本語訳つきですよ〜〜。

ぜひ!読んで行ってください!!

そして、今年もまた日本でもピクニック、しますので、ぜひ遊びにきてください!!

※お申し込みフォームは近日ご用意します。ちょっとお待ちください!

 

◎International Family Equality Day公式サイト

http://www.internationalfamilyequalityday.org

 

◎2013年レポートはこちらから(PDFファイルが開きます)

http://www.internationalfamilyequalityday.org/documents/IFED2013_websmall.pdf

 


毎年5月の第一日曜日に、世界各国のLGBTファミリーたちが集まって、それぞれの国でイベントを行う日のことを「International Family Equality Day」といいます。

昨年3回目のInternational Family Equality Day(IFED)の日は、ちょうど東京でも東京レインボーウィークの真っ最中!ということもあり、私たちも日本としてイベントをやろうと、GWの東京で「にじいろかぞくピクニック」を開催しました。

 

そのIFED、各国のレポートが上がっていますのでお知らせします!

こんなに世界中にはにじいろなかぞくたちがいるんだ!!と胸が熱くなること間違いなし!

スタッフくみちゃんとあずきちゃんの活躍で出来上がったレポート、日本語訳つきですよ〜〜。

ぜひ!読んで行ってください!!

そして、今年もまた日本でもピクニック、しますので、ぜひ遊びにきてください!!

※お申し込みフォームは近日ご用意します。ちょっとお待ちください!

 

◎International Family Equality Day公式サイト

http://www.internationalfamilyequalityday.org

 

◎2013年レポートはこちらから(PDFファイルが開きます)

http://www.internationalfamilyequalityday.org/documents/IFED2013_websmall.pdf

 

◎日本語訳

 

<International Family Equality Day 2013 Annual Repot>

 

P7  2.Chronicle of the International Family Equality Day(IFED)より

 

世界各国のレインボーファミリー(子どものいるLGBTQ家族)は法的保護と政治的、社会的平等において、様々な状況におかれています。多くの国では全く保護されておらず、社会的・経済的にも法的にもとても不安定なのが事実です

 

2011年7月に、世界各国からLGBTQファミリー活動家が集まりLGBTQ子育て団体の初の国際シンポジウムが開かれました。

 

シンポジウムでは、LGBTQの家族のための研究、それらの家族の可視化や権利擁護、また資源やプログラムの開発などの分野で継続的な国際協力を確立することについて話し合いました。

 

シンポジウムの目的は、レインボーファミリーが社会的・法的な受け入れのために直面している課題を浮き彫りにし認知を高めるために、家族の間で国際的なコミュニティーとしての連帯感を養うことでもありました。

 

シンポジウムの一番の成果は、アメリカ(Family Equality Council) 、カナダ(LGBTQ Parenting Network)およびヨーロッパ(NELFA )により様々な形の家族の平等と認知のための記念日である『International Family Equality Day (IFED・国際家族平等の日)』が毎年5月の第一日曜日に制定されたことです。

 

IFEDは、家族構成の多様性に光を当てていくことと家族間の連帯を強くしていくことを目指しています。同時に、行政、制度、政治家に対し、すべての家族の平等と認知のためのサポートを呼びかけていきます。

 

 

オーストリア

 

5月5日、オーストリアのLGBTファミリーとその仲間たちがビエンナの中心にある美しいAugarten公園に集まり多様性を祝う特別な日にピクニックをしました。喜びと笑い声に満ちたすばらしい日になりました。オーストリアの虹色家族コミュニティーが成長しているのを実感でき喜ばしかったです。2014年のIFEDが楽しみです!

 

 

ベルギー

 

2013年5月5日にベルギーのブリュッセルに住むLGBT家族がIFEDの日に集まりました。同性親の会の創立メンバーであるイザベル・メイストリオックスの自宅にてパーティーが開かれました。NELFAの役員のルイス・アモリムも彼の家族と一緒に参加しました。会を開いてくれたイザベルとその家族に感謝します。

 

 

カナダ

 

2013年5月5日にトロントエリアに住む約250人のLGBTQの家族とアライさん達がクリスティーピッツ公園に集まりBBQを楽しみました。ホットドッグやハンバーガーを作り、たくさんの家族がサラダやデザートを持ち寄りました。このイベントの告知を受けて参加する人もいましたが、たまたま公園に居合わせて飛び入り参加した人たちもいました。子どもたちは大きな遊具や巨大シャボン玉、料理、そしてパラシュートゲームを楽しみました。大人たちは子どもたちを追いかけていない間は他のLGBTQ家族やアライさん達とおしゃべりしたりして素晴らしい時間を過ごしました。来年のイベントも5月4日に行うことが既に決まっています。

 

 

フィンランド

 

ヘルシンキで150人の子どもたちと大人がIFEDを祝うために大きなゲイクラブに集まりました。クラブはこの日、ピエロや音楽、芸術、コーラスであふれる賑やかな場所に変わったのです。トークという場所ではIFED関連の写真展が開かれて、虹色家族の子どもたちが撮った家族の写真が展示され大成功をおさめました。

 

 

ドイツ

 

この日ドイツの九つの都市から200人の虹色家族が2回目のIFEDをお祝いしました。スタットガード、ハンバーグ、フレイバーグ、デュッセルドルフ、ゴッティンゲン、イエナ、ベルリン、ボーフムのそれぞれの都市の公園ではBBQピクニックをしました。私たちはレンボーフラッグを掲げて周りの人にわかるようにカラフルなコミュニティーであることをアピールしました。ミュンヘンでは動物園を訪れました。ベルリンでは虹色家族の中心地としてゲームやハンドクラフトなど楽しいアクティビティーがあふれる日になりました。

 

 

フランス

 

フランスではレズビアンとゲイの親と将来親になりたい人たちのグループであるAPGL(Association des parents et futurs parents gays et lesbiens)が4月30日にモンペリエにてIFEDのイベントをおこないました。イベントではスペインの虹色家族団体が製作したドキュメンタリー『Right2Love』などいくつかの映画を上映しました。夜は円卓会議で幕を閉めました。クリスチャン・アサフ氏(国会議員でAPGLのパートナー団体のCNAFAL(National council for secular family organizations)の副会長)、マリーオデイル・ペレプリンタニエ氏(モンテペリエ医大の精神科医)、ギリアム・フォンド氏(モンペリエの市長代理)が議論に参加し、観客の質問に答えました。

 

 

ギリシャ

4月28日日曜日にNGO団体Ouranio Tokso Families(虹色家族)がプラト公園にて様々な家族に対しての社会的固定観念を乗り越えようという考えのもとに『家族のお祝い』という集まりを行いました。この呼びかけに集まった老若男女がテーブルやイスをセットし風船を膨らませ、会場を色とりどりに飾りました。時間がたつにつれ『家族』はどんどん多くなりました。その中にはお父さん、お母さん、叔母さん、おじいちゃん、子ども達やその友達などいろんな人がいました。私たちはいろいろ参加型のゲームを行い余興を楽しみました。横断幕にハンドプリントをしたり、カラフルなケーキを食べたりジュースを飲んだり、歌を歌ったりしました。最後にはすべての家族が一つの大きな家族になり、私たちのはじめてのIFEDを祝うカラフルケーキのケーキカットをしました。来年また会いましょう。

 

 

イタリア

 

5月4日テジェニトリレインボー(LGBT団体?)が行政や知識人に虹色家族の存在をアピールするためにフローレンスの市庁舎にてにてレ会議を開きました。引き続き5月5日・6日にはイタリアの大きな町で虹色家族が一緒に時間を過ごす集まりを開きました。

 

 

日本

 

5月5日、日本で初めてのinternational family equality dayのピクニックを開催しました!

法整備が整わないなかでも、子育てをするLGBTが少しずつ増え、また表に出るようになってきた日本。ちょうど東京ではGWに合わせて開催されたrainbow weekという大きなLGBTのイベントがあり、本ピクニックはrainbow weekのコラボイベントとして開催されました。

当日は大変いいお天気のなか、代々木公園に50人以上の人が集まりました。レズビアン、ゲイ、トランスジェンダーなど、様々な家族といつか親になりたいLGBTや、子どもと遊びたいLGBTQAの仲間たちでのピクニックを楽しみました。

LGBT家庭の交流はまだまだ少ないため、特にLGBT家庭で育つ1歳から17歳までの子どもたちにとって自分たち以外のほかの家族とふれあえる貴重なチャンスだったのではないかと思っています。

日本では初めての開催ということもあり、international family equality dayのこともまだまだ知らない人も多いのですが、同じ日に世界中でLGBT家族たちが集まっているんだと知りみんなで勇気をもらいました。

そしてこの日のことが、もっともっと日本でも浸透してくれるように願っています。

 

 

イスラエル

 

イスラエルのLGBT家族達はテルアビブのYehoshua公園にて朝からIFEDのピクニックをしました。父親や母親たちは一緒にダンスをしたり集合写真を撮ったりしました。世界中の皆さんに私たちの愛を送りIFEDの日が素晴らしい日になりますようにお祈りします。 ビッキー・シュールと虹色家族より

 

 

リトアニア

 

5月の最初の日曜日、NGO団体の「ハウスとダイバーシティーと教育」により初めてのIFEDのイベントがビルニウスの公園で開かれました。このイベントの目的は多様性のある家族を強調しお祝いするということです。現在リトアニアに住むたくさんの家族は出身、人種、性的指向、宗教などにより差別されています。この平等の日はこれらすべての種類の家族に対し「あなたたちには価値がある」と公式に訴える日です。そこでこのイベントはすべての人を対象としましたーシングルマザー、シングルファザー、宗教や人種の違う両親がいる家族、虹色家族、未婚の夫婦、老夫婦、障害者の子のいる家族、養子を育てている家族などー。「このイベントはまだ小さいけれどとても意義深いものです」ー ダイバースファミリーズプロジェクトの創始者でコーディネーターのビルマ・ガブリエリュートはこうコメントしました。このイベントのために尽力しアイディアを出し時間を割いていただいた皆さんをとても誇らしく思います。来年もまたIFEDを開催してこれからこのイベントが伝統となりもっとたくさんの家族やサポーターが増えることを願っています。