◎「子どもが欲しいゲイ・レズビアン」のオフ・レポート! 2010.11.13 

 

さて、すっかり遅くなってしまいましたが(ほんっとすいません汗)

先週日曜に新宿2丁目の鉄板焼き屋さん「どろぶね」で行われた

ミクシィのコミュ「子どもが欲しいゲイ・レズビアン」のオフ会の様子をご報告☆ 

 

参加は全部で9人。20代前半~30代後半まで(私が最年長!)、主に女性だったけれど、  

ひとりゲイの方も来ていたのが印象的でした。

 

まだ漠然としているけれどいつか子どもを持ちたいんです、とおっしゃる方から、リアルに子どもを持つことに 

挑戦しておられる方まで、なぜ子どもが持ちたいと思ったのか?どうやって子どもを持とうか?など

いずれも、お好み焼きなんかをつつきつつ、酒などをいただきつつ、決して堅苦しくはない場ながら

興味深い話があれこれ飛び交いました。


その中でもおひとり、私と同年代のBさん(女性・仮名)は、今まさに、女性パートナーと、精子提供者の

ゲイの男性とともに、新しい家族の形を作るため人工授精に挑戦中の方でした。

(ゲイ・レズビアンが子どもを持つ方法については、「未来家族」のページをご参照ください)

 

Bさんのお話は、非常に、非常に興味ぶかい内容でした。

 

多分ここにも来てくれている(といいな!)これから子どもが持ちたいと考えるLGBTの方にとっても、  

非常にためになるお話でしたので、これに関しては、近々また機会を改めて書きたいと思います。

 

精子保存ケース。これは病院でもらったものだそう。
精子保存ケース。これは病院でもらったものだそう。

オフ会中、Bさんが見せてくれたのはなんと今、リアルに使っているという

貴重な「人工授精グッズ」 3点セット!!

 

サイト掲載用に譲っていただいたので(Bさんありがとう!)

写真をアップします(ピンボケお許しを・・・)。

 

写真右が、プラスチック製の精子を保存するためのケース。   

未開封のものなので袋入りです。ケースのサイズは手のひらくらい。

密閉できるフタ付きです。

 

ここに保管して持ち運ぶのだそうです。

 

 

このスティックに尿をかけます。
このスティックに尿をかけます。

それからこれは排卵検査薬(写真左)。

 

薬、といっても飲むわけではなく、  尿検査ですので、

中に入っているスティックに尿をかけて、排卵しているか

どうかを確認します。ここで排卵が確認できると、
さあ人工授精!ということになるわけです。

 

中央の部分に2本の青いラインが出ると、排卵している、ということになります。

 

緑のほうが妊娠検査薬です
緑のほうが妊娠検査薬です

 

こちらは妊娠検査薬(写真右)

 

排卵検査薬と同様の形状、使い方です。

中国製なので、パッケージは中国語ですが、

精度は日本製と同じようなものだそう。

 

検査薬はいずれも、インターネットで買えるそうです。

 

 

妊娠の確率は、一回の人工授精につき5~10%程度(※すみません、修正しました!)なんだそうです。

1回で妊娠に至るのは稀で、何度か繰り返すのが普通とのこと。

 

大変な過程ではあるし、その是非については、いろいろと意見が飛び交うと聞きもしたけれど  
そういう机上の論理は置いといて、それを実践している人たちの勇気と意志の強さ、チャレンジ精神は
本当にすごい。こんな風に待ち望まれて生まれてくる子どもは幸せでしょうね!

 

前回インタビューさせていただいた、清水尚さんの写真集「All we need is Love」に登場するアメリカの

LGBTファミリーたちの話や、またレズビアンファミリーのもとで育った子どもたちは情緒的に安定している

という報告も、このあたりからくるのでしょう。

 

つまり、親になる大人たちに、充分な準備と心構えがある、ということ。

これは、同性カップルが子どもを持つ上での長所と言えるのではないでしょうか。


ほかの皆さんの話もとても面白かったです。

20代の女性たちからは、パートナーが子どもを欲しがらないケースや、親の反対

カミングアウトの難しさなどの話も出ました。子どもを持つって、やっぱり社会的な作業でもあるんですね。

 

パートナーとの2人だけの関係に収まらなくなるとき、周囲とどう関わっていこうか?とあれこれ語り合う彼らの  

様子を見ていると、このへんは特にシェアしたい人が多い部分なのではないかと感じました。

 

また、唯一の男性参加者であったゲイの彼からは、友情結婚についての話も。
男性が子どもを持つということの難しさを改めて教えられた部分も多く、
男性にとって、日本ではまだまだ「男性だけの」育児は難しいという側面も感じられました。


考えてみれば、たとえば赤ちゃんのおむつ替えシートなども、女性用トイレにはついているところも増えたけれど
男性用トイレにはまだまだでしょうし(男性がおむつがえをするときは、ユニバーサルトイレを使うのかしら?
それとも未だに女性だけが替えているのかしら?)

 
イクメン(育児する男性)なんて言葉も出てきたみたいだけれど、男性が育児を(特に赤ちゃんを)育てる
には、まだまだ優しくない環境があるんだな、ということにも気が付きました。

 
そんなわけでお店の方に「あの~~すいません、そろそろ・・・」と言われるまで

えんえんと語り合うこと5時間。非常に有意義な、楽しい時間でした!


幹事のHさん、皆さん、ありがとうございました!また次の機会も楽しみしています!!

 

 

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