過去のイベント

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「ウーマンズウィークエンドで分科会やりました」レポート

                  2011.9           

9/23(金・祝)~25(日)の三連休に開催される「ウーマンズウィークエンド」。

9/23(祝・金)の15:30-17:00の枠「にじいろかぞく交流会」を開催しました!   

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L女子のための文化祭ともいうべきこのイベントは今年で24回目。

始まったのは80年代。リブ活動全盛期からまもなくのことだったと、

当時を知るれ組の方に、パーティの席で伺いました。

 

 

そのウーマンズウィークエンド(略してWWE)。3日間、宿泊付きでやるこのイベントの中で

一枠をお借りして、やってきました!「にじいろかぞく交流会」。

 

20人部屋にいっぱいの方々が集まってくださって、本当にありがとうございました。

一部の方には椅子のご用意が間に合わず、せっかく来てくださったのにご挨拶もできないままに

なってしまっり、立ち見参加になってしまったりして、すみませんでした。

 

会の時間は一時間半。

まずは全員の自己紹介タイム。

実に様々な立場の方がいらっしゃいました。

人工授精で子どもを産んだ現役L母とそのお子さん、

シングルママさんとお子さん、そしてそのパートナーさん、

「子どもを持っているレズビアンってはじめてみました」とおっしゃるL女性。

「実際に子どもを考えているんです」という方。

「まだまったく考えられないけれど、将来にこんな選択肢があるんだと思って」という若い方。

「どんなものか見てみたくて」という方。(見てみて!笑)

ヘテロの方も何人か参加してくださいました。

ヘテロだけど他のマイノリティ要素を持つお母さんとお子さん、そしてそのごきょうだい。

そして「娘からカミングアウトをされまして」という、WWEオーガナイザーさんのお母様まで!

本当に様々な立場の方がそれぞれの立場で語ってくださる言葉の面白いこと、面白いこと。

そして、参加してくれたお子ちゃまたちの、のびのびと明るく、天真爛漫な様子は

もうこれだけで、マイノリティが子どもを育てるといっても、何にも心配いらないよ!と

ダイレクトに伝わるものがありました。

 

当初は、グループごとにお喋り会にしようと思っていたのですが

いろんな質問がでたので、会場にいるひとがその質問に答えていく、という形に急きょ変更。

学級委員タイプの友人たちが、テキパキとまとめていってくれるのに乗っかり放題乗っからせてもらって

会は進行しました(笑)。

 

 

いろんな質問が出ました。

まずは「how to make a baby?」

Lがどうやって子どもを作るのか?の話です。

これには、ゲイ氏から精子を提供してもらった、というLにんぷと

精子バンクから取り寄せたというL母がいたので、ふたりがそれぞれを体験を話してくれました。

どうやって子づくりをしたのか?という具体的な話から

養子って持てないのかという疑問、それから、(生物学的な)父の存在をどう話すか?などなど

会場の方からも、いろんな話がでて、とても面白かったです。

(精子なしに妊娠したいんですーという方の話もとても面白かった。ほほー!)

 

次は「子育てしていくときになにが困る?」について。

近所や学校ではどうしてる?子どもにはどう伝えていく?に、はじまり

パートナーが職場でカミングアウトをしてない場合、子どもが熱を出しても引き取りにいけない・・・なんていう

同性同士ならではの、とても具体的な話も飛び出ました。

Lが子どもを育てる土壌の作り方は家庭ごとに本当に様々だけど

共通していることは、自分の世界を守りつつ、周囲と仲良くする努力をしていること。

もう少し崩していうと「あのひと、変わっているけどいい人よね」と言われるようにしている、ということ(笑)。

これはLとか母とかいうよりも、マイノリティ全般に共通している話なのかも。

 

 

そして会の途中には、NHK「ハートをつなごう」に出演されたレズビアンマザーの方からの

新しい構想についての告知もありました。

詳しくはこちらのブログを見てみてください。

L母の活動、各地で育っています。

 

こんな話であっちへ行き、こっちへ行き、あっという間の1時間半。

まだまだ話したりなーい!というみなさんと、2次会へもいってきました。

ものすごく仕切り上手なL姉さんの仕切りに、またまた乗っかり放題に乗っからせていただいて

美味しいご飯を食べて、お店のクローズまであれこれと話が飛び交いました。

子どもたち同士はすっかり打ち解けて仲良くなり、最後は「バイバイしたくない」と大泣きする子も。(可愛いなあ)

柔らかな子どもたちの様子に、大人たちもたくさんの幸せをわけてもらってのお開きになりました。

 

こうして会をやらせていただくことで、こちらもまた新しいものが見えてきます。

なるほど、LGBTに「家族」がいるのだ、ということは、本当にまだまだ知られていないんだなあ、いうこと。

子どもを持つとか持たないとかよりも、将来の選択肢のひとつとして、「子どもを持つ」ということを

視野にいれることができるんだよ、と伝えることの意味。

 

そしていろんなことを感じました。

リブ活動をしてきた上の世代の方に、二日目に話を伺ったこともあって

先達の活動の上に私たちはいるのだ、という再確認。

そして、次の世代に、私たちの想いが伝わっていくときには、また形が変わっていくのだ、ということ。

小さな組石のひとつに、もしなれるのだとしたら、幸せなのだということ。

 

 

本当に楽しい会でした。

交流会がすばらしい会になったのは、ひとえに参加してくださったみなさまのお蔭です。

会を一緒に作ってくださって、ほんとうにありがとうございました。

みなさまも楽しんでいただけたでしょうか。もしそうだったら嬉しいです。

来年もやれたらいいなあと思っているので、またどうぞよろしくお願いいたします!

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